正興ITソリューション 社長の部屋


正興ITソリューションは、健康経営を目指しています。
スタンディングデスクを設けて社員の健康に一役!!
  • 2012.12.7

6月~10月
6月 「復興」
6月の木鶏塾勉強会のテーマは、致知6月号「復興への視点」。
記事の中、阪神・淡路大震災の十年後、神戸港は元どおり綺麗な港になったそうですが、残念ながら船は戻ってこなかった。
神戸が復旧に十年費やしている間に、アジアのほかの港の整備がもっと進んで、それまで神戸に来ていた船が皆、他国にもっていかれてしまった。
あの時、さらに十年先を見据えた港づくりをしていたら・・・

これは当時の兵庫県知事のコメントだそうです。

港のシステムソリューション展開を頑張っている我々としては、非常に重いコメントとして受け止めた次第です。



7月 「未来」
7月の木鶏塾の勉強会の中で、マスコミに対する批判論議で盛り上がってしまいました。

その中で、如何にマスコミが間違った方向に誘導するのか、映画「山本五十六」を是非見て欲しい。と、塾長のお言葉。

早速見ました。

その映画の中のシーン、東京日報の主幹は力強く発しました。

「我々マスコミの使命は、国民の先駆となって、その意思を導くこと」
(この後日本は大戦に向かうわけです。)

なるほど。塾長ここですね。
だとするとマスコミの驕りです。

我々はいろんな現実、そして歴史を知る中で、未来に向けた意思を、自分で判断しなければいけません。

現実を知るうえで、マスコミの発する情報は大きな源です。
しかし、その情報が偏った主観や価値観だったとすると・・・

意見が5:5に分かれた中でもいずれかを採択・判断するのがリーダーの役目だと言われます。

未来が読めなければ、どちらを選択すべきか分からない時は、未来が読めるまで、現実と歴史を勉強するべきです。
時間の猶予あらば、存分に時間に流されれるのもよしとしましょう。

アラン・ケイの言葉、

「未来を予測することは簡単だ。未来を創ればいい」

いかにも科学者らしいお言葉です。



8月 「親父の急逝」
親父が急逝しました。ショックでした。
私の生活リズムも変わりましたね。
朝晩、1人になったお袋の様子見がそのリズムに加わりました。
お袋頑張れ!



9月 「予防医療」
現在、健康管理システムを開発してます。
社員の健康を管理することで、健康社員を育成していくことがコンセプトです。

システムよりも、文化創りが大変と覚悟してます。

日本の医療費は44兆円掛かっています。

介護6兆円、不健康損失3兆円、国民医療費支出35兆円の合計44兆円だそうです。

ところで日本の税収は45兆円。
これでは国は成り立ちません。

そこで予防医療の必要性が高まっているわけです。
最近の健康ブームの背景にも繋がっていそうです。
何とかしなければいけません。。



10月 「会社は誰のもの? 会社は誰に感謝する?」
「もの言う株主」として一時期注目されたのは村上世彰さんです。

会社は誰のもの? と問われれば、第一には株主のものという論調だったことでしょう。

最近の若い経営者に同じようなことを質問すると、CEOの順だと答えられる方が多いようです。


1に顧客(Customer)、2に社員(Employee)、3に株主(Owner)


私の感覚も実はその通りです。

ところで、10月の木鶏塾勉強会のテーマは、致知10月号「老舗に学ぶ事業永続への道」でした。

ここで登場されているのは塩瀬総本家会長・三十四代当主の川島英子さんと、半兵衛麩会長・十一代当主の玉置半兵衛さん。
お二人共に、「会社は誰に感謝してますか?」の問いに、創業者であり、ご先祖であり、永続の中でその時々の苦難を乗り越えた経営者と答えられてます。

もちろん上述のCEOにもその気持ちはあるでしょうが、記事の中には一切ありません。

これが老舗たる、そして継承されている念なのでしょう。
そして今の我々に足りないものかもしれません。


トップへ戻る