２０１８年はの干支は戊犬（つちのえ・いぬ）です。この由来や特徴についてはいくつかの説があるようですが、進化を遂げる年であること、私はそう定義しました。新たな価値を醸成し、当社流のソリューションビジネスとして実証すること、その為に各社員も進化を遂げる年にします。皆様と感化し合い成長を遂げる年にします。

さて、昨年の情報部門は（ＳＩＴ）（ＳＩＴＰ）共に不本意な結果に終わってしまいました。戦術の未熟さもありますが、ベースとなる本気度を高め切れてないのが最も大きな課題です。（ＳＩＴ）では、新事業関係の成功モデル創りを急いでいる最中でもあります。この成功モデルの具現化で、すべての風向きをいい方向に変化させることも描いてます。

本年、開発分野では、従来通りになりますが、適時に他部門連携強化の中で電力分野、ガス分野、金融分野に尽力します。また、対象市場を広げるべく新たな重要顧客開拓も具体的に対応していきます。

サービス分野では、既存ビジネス分野を堅調に実践する中で、３つの新事業を力強く推進することがテーマになります。

①Health Ledger事業を成功させること
②工場近代化PJと協調して工場IoT分野を具体的に進行させること
③港湾IoT分野を具体的に進行させること

この３つです。

（ＳＩＴＰ）は昨年新体制に移行しました。製造業に強いソリューション技術を有した体制です。上述②の国内工場IoT分野の進行チームと協力した展開を行います。
またフィリピンの職場を海外研修の場としての活用度合を強めます。社員を数か月単位で現地に派遣し、現地社員、現地顧客との協働を通して国際感覚の醸成に努めます。正興電機グループ社員の皆様も是非ご活用下さい。

ＡＩやＩｏＴにより、ビジネス環境は大きく変わろうとしています。この技術を如何に味方に付けていくか既に重要なテーマになっています。技術分科会や研究開発分野での対応には着手していますが、本年はこの分野での具体的な成果も成長要素になります。

そして、最も大事な要素は、皆様の心身共の健康、そしてご家族の健康です。健康の分野でも皆様としっかりフォローし合いながら、本年も元気にやっていきたいと思ってます。どうぞよろしくお願いいたします。