正興ITソリューション 社長の部屋


正興ITソリューションは、健康経営を目指しています。
スタンディングデスクを設けて社員の健康に一役!!
  • 2021.1.4

「新年挨拶」(社内報より)
明けましておめでとうございます。
昨年はコロナ禍の影響により仕事の進め方や生活環境が大きく変化した1年になりました。
この影響がまだ続きそうな中ですが、2021年は皆様そしてご家族の安全とご健康をお祈りしつつ、より良い年になることを祈念しております。

2020年の情報部門につきまして、正興ITソリューション(SIT)におきましては、重点分野であります港湾そして、ヘルスケアの分野を中心に邁進しました。

港湾分野では、前述のコロナ禍の影響で顧客先に訪問できない状況が続き、特に新規顧客へのご案内不足による受注不足が大きな課題になりました。
一方で既存顧客との打合せ等はWeb会議に切替えることができ、かえって近くなった顧客もあります。
また、サーモカメラを活用した新たなサービス展開が進み港湾の受注不足を補うことができたこと、そしてヘルスケアの分野では、産業医や特定保健指導者向けの業務サポート機能を展開することができたことは成果と言えます。

2021年におきましても、引き続きこの港湾分野とヘルスケア分野を中心に邁進します。
港湾分野では既存ビジネスの延長にはなりますが新規地方港への展開及び、既存顧客への深耕に尽力する中、新たな価値として、国土交通省との協働によるサイバーポートの港湾現場への展開・実装に力を入れます。
日本港湾業界の生産性を高め、国際競争力を向上させる取組でもあります。
この新たな価値醸成によりSITの港湾ソリューション価値を一層向上させます。

ヘルスケア分野では、健康アプリのふくおか散歩をベースに大学との共同研究による成果を応用した新バージョンの開発・展開と、産業医・特定保健指導者向けの業務サポート機能のマーケティングモデルの開発・展開を計画しています。
健康日本の醸成に向け、コンサル機関やベンチャーサービスとの連携も強化し事業規模拡大に努めます。

2020年は正興ITソリューションフィリピン(SITP)におきましてもコロナ禍の影響を大きく受けました。
既存の現地日系の大手製造顧客からの案件受注は減り、一昨年より再開しましたSITへの人材派遣による人材交流も中断せざるを得ませんでした。

しかしながら2020年後半より、SIT-SITP協働で国内案件の積極的な対応を行うことができたことは、本来のオフショアボリュームの拡大に繋がりSITの付加価値25%向上にも繋がりつつあります。
また、この協働は、SIT開発スタッフとSITPのフィリピン現地スタッフがTV会議システムで常時顔を合わせ、隣の席で一緒に仕事をしているかのごとく、アジャイル・ペアプログラミングの共同作業が行われています。
双方(英語、日本語)の語学力アップにも繋がり、システムは共通言語であるプログラミング言語で通じ合います。
今後のSIT-SITPの協働開発スタイルとして定着させます。

2021年の干支は辛丑(かのとうし)です。
私の意味付けは「新たな価値を芽生えさせる年」です。
皆様とこの新たな価値創造に向け、2021年も元気に活動していきたく思います。
どうぞよろしくお願い致します。


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