明けましておめでとうございます。

本年もコロナ禍の影響が続く中でのスタートとなりました。
皆様そしてご家族の安全と健康を第一に、
2022年もより良い年になることを祈念しております。

当社（SIT）の事業状況を振り返りますと、
2021年も重点分野の港湾そしてヘルスケアの分野を中心に尽力しました。

港湾分野では、従来のコンテナ管理や倉庫管理の業務系クラウドサービスに尽力する中、
国土交通省のサイバーポート計画に同調し、
港湾業界全体のペーパレス化やコンテナヤード内業務の機械化・AI化に向け、

業界のさらなる生産性向上を実現するべく、
具体的な取組みを開始することができたことも大きい成果です。
2022年も港湾業界のDXを実装するべく、積極的な活動を行う所存です。

また本年は正興電機グループの『One正興』を合言葉に、
カーボンニュートラルポート（CNP）実現のソリューション開発・展開にも尽力します。

親会社である正興電機製作所の培った電力分野のソリューションと、
（SIT）の港湾分野のソリューションを掛け合わせ、
港湾そして臨海部の脱炭素に向けた貢献にも取り組みます。

ヘルスケア分野では、2021年も企業従業員や地域の健康増進を推進するソリューションや、
高齢者のフレイル予防をサポートするソリューションの展開に尽力しました。

地場の大学と共同研究も推進する中、
地域での実証事業はコロナの影響を受け中止せざるを得ない状況もありましたが、

2021年12月に発表された厚生労働省の全国の健康寿命ランキングにおいて、
大分県（男性部門）が１位になるという朗報も届きました。

大分県民の運動・健康増進をアプリ『おおいた歩得』で、
お手伝いさせて頂いている当社にとってもなによりの朗報です。

日本一の健康寿命延伸の県を目指す！
という大分県の目標実現に少しでも貢献できたことをうれしく思います。

健康増進アプリに限らずツールは作る以上に運用が大変です。
県民を健康改善・行動変容に向かわせる運用の努力の賜物と思います。

2022年は、結果にコミットする運用含めたヘルスケアソリューションに磨きを掛けます。
任意の業界に特化したヘルスケアモデルの開発・運用にも尽力します。

そして開発分野では（SIT）の特長を活かし、
独自に開発した入退用電子錠装置や、テックベンチャーと連携したIoT装置を活かし、
製造現場等各領域でのDXシステムの開発に尽力します。

本年2022年の干支は『壬寅（みずのえとら）』、
新しく生まれたものが、芽生え、成長していく、そういう意味があるようです。

昨年より創造し芽生えさせることができた、
この（SIT）ソリューションを、しっかりと成長させていきたく思います。

本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。